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プロポリスを学ぶ

プロポリスに含まれる成分

プロポリスの中にどんな物質が含まれているのかという研究には、東欧やロシアなどのミツバチ研究家などが早くから取り組んでおり、日本でも国立の研究所や国立・私立の大学などの研究機関、さらには大手の製薬会社や商社なども参画して研究が進められています。

 

それらの機関では、薬理学、生化学、免疫学などの手法でプロポリスが生物に及ぼす作用を学術的に解明する努力が続けられています。

 

そうしたなかでよく引用されるのが、ドイツのキール大学のハーブステン教授が発表した次のような内容成分の組成です。

ヤニ類、樹脂・・・・・・5055パーセント

蜜蝋・・・・・・約30パーセント

精油などの油性成分・・・・・・810パーセント

花粉などのエステル類・・・・・・510パーセント

有機物やミネラル物質・・・・・・5パーセント

 

もちろん、これは非常に大雑把な分類に過ぎません。自然の物質であるプロポリスには、実に多くの種類の物質が含まれており、プロポリスが採取された場所や起源植物の違いによっても内容成分に違いが生じてくることが分かっています。

 

また、ガスクロマトグラフィーという分析機を使って分析した結果、プロポリスには104種類もの成分が含まれていたという研究も発表されています。しかし、微量に含まれている成分までを数え上げていけば、その数は無限であるといっても間違いではないでしょう。

 

なかでも特にバリエーションに富んでいるのが、有機物やミネラル成分です。

 

プロポリスは、細胞の代謝に必要な役割を持つミネラル(銅、マグネシウム、鉄、カルシウム、アルミニウム、ストロンチウム、マンガンなど)やビタミン類(B1B2B6ECAニコチン酸、パントテン酸など)、アミノ酸、脂肪、有機酸、そしてフラボノイドなどの含有率が非常に高いとの報告がなされています。

 

また最近では、ブラジル ミナスジェライス州産プロポリスの起源植物であるアレクリンに含まれるアルテピリンCや、クレロダン系ジテルペン、ケルセチン、カフェイン酸フェネチルエステルといった成分に注目が集まり、個別成分に関する分析と研究が進められています。

 

これら注目の成分や、微量成分まで含めた数限りない成分が複合し合い、プロポリスの作用を形づくると考えられています。現在も、プロポリスの有用成分や作用に関する研究が進められています。