ミツバチの生態

オス蜂の一生

 オス蜂は、ミツバチ社会の群のなかでは全体の5%しかおらず、存在感は非常に薄いです。働きもののメス蜂と比較してオス蜂はあまり仕事をしません。

女王蜂と繁殖して子孫を残すことだけがオス蜂の唯一の仕事です。

 

オス蜂の仕事は新しく誕生した女王蜂と結婚して、子孫を残す繁殖行為が唯一の仕事です。それ以外の仕事は一切せず、いつもは働き蜂にエサを与えられて生活しています。

 

オス蜂の特徴としては、針を持っていないのでメス蜂のように針で刺すことができません。働き蜂よりも体は一回り大きく、色は黒味がかっています。

 

春になって花が咲き始める季節になると、女王蜂はオス蜂専用の大きめの巣房に卵を産み付けます。そして新しい女王蜂が誕生して、空中高く新しい女王蜂とオス蜂の群が飛翔していきます。地上から15メートルくらいのところで、女王蜂と複数のオス蜂が交尾を行います。

交尾したオス蜂たちはすぐに死んでしまうとのことです。

 

そして残りのオス蜂たちは、巣に舞い戻ってきて、また働き蜂たちに養われる生活に戻ります。

交尾以外に役割がなく、仕事をしないオス蜂は群の中で邪魔者になってきます。秋になって花も少なくなり、エサの蓄えが少なくなってくると、働き蜂たちは、オス蜂を巣から追い出してしまいます。

 

こうして邪魔者となってしまったオス蜂たちは、自然界の厳しさにさらされ、群の中での役割を終え去っていきます。